夢に向かって糖尿病・依存症と闘う

糖尿病や依存症の改善に向けた奮闘とそこで得た情報を発信しmす

糖尿病患者の強い味方!

皆さん、こんにちは。

 

 今日は、糖尿病患者が普段の血糖値測定に心強い味方を紹介します。

 

 ご存知の方もいるかもしれませんが、Abbott社のfreestyle リブレです。これは二の腕などにセンサーを取り付け、読み取り機材でその都度スキャンしていくもので、24時間の血糖値変動を見ることが出来る優れものです。

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 糖尿病患者は、定期検査で主に見るものの一つとしてHbA1cを見ます。HbA1cとは、赤血球中のヘモグロビンという色素のうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値で、約2ヶ月間の血糖値の状況が反映されます。

 正常の人のHbA1cは、5.6%以下に対して、糖尿病患者は6.5%以上で、高ければ高いほど合併症のリスクが高くなります。

 

 そもそも糖尿病は、血液内の病気であり、血液内の糖が多くなりすぎることで、糖化が起こり、血管にダメージを与えます。目で起きれば白内障、脳で起きれば脳出血など体の至る所でなんらかの病気を誘発させる起因を持っています。

 そして、血管に一番ダメージを与えるのが、血糖値の急激な上昇と下降です。ここでは詳しい説明は後日にしますが、糖尿病患者は、この血糖値の変動を如何に抑えるかが重要になります。

 

 そこで、まずは自分の血糖値がどう変動するのかをモニタリングすることが糖尿病治療としては有効です。イメージとしては糖負荷試験で定期的に血液検査をするようなものです。

 モニタリングの効果は、食事に対する血糖値の変動の傾向を知ることだけでなく、自分の体調や心情についても確認して、自分の状態を客観視することができます。

 例えば、白米などの精製された糖質を食べると急激な血糖値の上昇を引き起こしたり、インスリンによって急降下を引き越した場合、体の負担が大きくなり、気だるさなどの体調不良や躁うつのような心情の傾向も見られ、自分の今の状態は何に起因しているかの一つの確認ができます。

 

 最後にfreeStyleの良い点と悪い点を紹介します。

 良い点

 ①血糖値の変動を見ることが出来る。②血液の採取が不要、③スマホで管理が可能

 

 悪い点

 ①センサー代が高い。病院から処方されないで自分で買うとキツイです。②センサーが引っかかって取れると測定不能になる。

 

 私の病院では導入を検討中であるため、Amazonで購入していますが、1個7000円であり、センサーが外れた時は泣きます。

 しかしそれでも変動が測れるメリットは大きいです。是非一度お試し頂きたいです。

 

以上です。